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ポラロイドのモバイルプリンター

日本ポラロイドより、インク不要のモバイルプリンター「Polaroid PoGo」が発売されました。Zinkプリンタと呼ばれる方式で、携帯電話やデジカメなどの写真をその場で手軽に印刷できます。

インク不要のモバイルプリンタ

 日本ポライドから手のひらサイズのモバイルフォトプリンター「Polaroid PoGo」が発売されました。これまでも携帯可能なプリンターはありましたが、いずれもインクジェットやインクリボン式で、それなりにかさばってしまうもので、使い勝手もイマイチなものが多かったです。「Polaroid PoGo」はアメリカのZINK Imagingが開発した「Zero Ink」と呼ばれる方式が採用されており、インク不要を実現した画期的なプリンターです。

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ジンク・ゼロインク Zink Zero Ink

 Zinkペーパーという専用の印刷用紙を使います。Zinkペーパーは、シアン・イエロー・マジェンダのイメージング・クリスタル層がポリマー製オーバーコートとベースに挟まれた、13層にコーティングされたフォトペーパーです。このZinkペーパーのプリンタヘッドから熱を加えることで結晶が崩れて色が変わり発色させるというものです。フォトペーパーのサイズは7.2cm×4.98cmでクレジットカードと同じくらいの大きさです。

Polaroid PoGoの特徴

 Polaroid PoGoは、11.8(W)×7.0(H)×2.3 (D)cmで重さ約227g(バッテリー含む)という手のひらサイズです。写真の印刷時間は数十秒で、従来のポラロイドカメラに比べて高速化されています。デザインもすっきり、カバンやポケットに入れて簡単に持ち運べます。PictBridge対応のUSBなのでパソコンがなくても印刷できますし、Bluetooth対応なので携帯やカメラとの接続もコードレスでOK。ほんとうに手軽です。

これからのモバイル用品として

 ポラロイドカメラは写したその場で写真が見れたので、現像するまで写真を見ることができなかった銀塩カメラの時代においては画期的なカメラとして愛用されていました。ところがデジカメの時代となり、液晶モニターで撮った写真を確認できることが普通となったことで、徐々に姿を見なくなっていました。今回Zink技術により、撮ったその場で必要な写真だけ印刷までできてしまうようになったことは、さらなる進化と言えます。またプリント機能まで内蔵したお手軽カメラが持つ当然の機能のひとつになってくるかもしれませんね。

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ポラロイドのモバイルプリンター