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頭しらみの駆除と対策

頭じらみとは?幼稚園、保育園、小学校の子供たちに襲いかかるという、かゆ〜い頭しらみ、その生態と症状、駆除方法や予防方法、薬など・・・大切な子供たちを頭じらみから守りましょう。

頭しらみとは?

特徴と生態
・成虫のオスは1〜3mm、メスは1.8mm〜4mmでメスの方が大きめです。色は濃い灰色。卵は直径0.5mmくらい。色は黄色味を帯びた茶色。抜け殻は「フケ」に似ています。
・卵は髪の毛の根元から2〜3cmのところに産み付けられます。卵から成虫になるまでが約1週間、成虫になってから約1ヶ月生きるのです。1日に数回も頭皮から血を吸います。

症状と発生
・唾液の成分が触れると強い痒み(かゆみ)を生じます。
・頭じらみが好んで棲み付くのは3〜10才の子供の頭(大人にも移ることはあります)。6月〜夏頃の時期が多いとされてますが、実は1年中・・・。いつ棲みついていてもおかしくないです。

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頭しらみの見つけ方

・子供たちが異常に頭をかいていないか?頭全体、耳の後ろあたりをボリボリ掻きまくっていたら要注意です。
・こまめに頭をチェックしてみましょう。一度チェックしただけでは足りません。成虫も卵もかなり手強くなかなかはがれません。卵は毛根から2〜3cmくらいのところに生みつけられています。虫眼鏡等で一度ははじっくりチェックしましょう。小さい子は嫌がるかもしれませんから寝ている時がチャンスです。
・判断がつかないときはお医者さんに診てもらうのが賢明です。特に卵の抜け殻はフケと見間違いやすいです。わからなかったら、見当たらないけどひどく痒がるようなら皮膚科などの先生に相談にいかれることをオススメします。

頭しらみの駆除方法

取り除く
・卵や成虫をみつけたら、その都度取り除きましょう。気持ち悪がって放っておいたら増えてしまいます。なかなかしつこくくっついているので少し骨が折れますが、根気よくとっていきましょう。
・取り除き作業をした場所は掃除機をしっかりかけて清潔にしましょう。頭じらみは2〜3日血を吸わないと餓死します。
・目の細かい櫛(クシ)等でコーミング、ブラッシングしてよく洗髪しましょう。洗髪は毎日かかさず2週間くらいは続けましょう。

薬を使う
・頭しらみに効く薬が市販されています。「フェノトリトン」という薬です。
・フェノトリトンを0.4%含む洗髪剤「スミスリン」というのもあります。スミスリンには粉タイプとシャンプータイプがあって粉タイプは成虫の退治に、シャンプタイプは卵にも効果があります。

予防する
・駆除すると同時に予防しましょう。予防法は別ページに書いてあります。完全な駆除には日数がかかります。その間に予防線をしっかり張ること。それが大切です。
・直接肌につけるような衣類、下着は毎日取り替え、熱湯消毒(50度以上のお湯に10分以上)しましょう。アイロンがけも効果的です。

医者に行く
・ひどく痒がる。なかなか駆除できない。といった場合には無理をせず、皮膚科などのお医者さんに相談に行きましょう。最適な治療や予防法などの指導をしてもらえるでしょう。

頭しらみの予防方法

・枕カバー、シーツ、布団を清潔に保ちましょう。こまめに洗ったり日陰干しをしたりすることも大切です。兄弟、時には親子でもうつるそうですから、共通的に使うようなものがあったら、特に注意するようにしましょう。
・定期的にチェックしましょう。あと、子供の様子にはいつも注意をはらっていることが大切です。頭しらみに限らず、他の病気等も早期発見、早期対応が可能です。
・保育園、幼稚園、小学校からの情報、ニュースや新聞、インターネットなどで流行の情報をおさえましょう。人から人へ移りますから、流行すればそれだけ移ってしまう危険度が高くなります。アンテナを高くして情報をしっかりおさえておけばそれだけ早く対処することができます。

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頭しらみの駆除と対策