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ストレス・コーピングについて

ストレスの多い現代において、ストレスとどうやって付き合うかを考える術を持っているのといないのとでは大きな違いがあります。ストレスコーピングについて簡単にまとめてみました。

ストレスについて

 現代においては、身の回りに数え切れないほどのストレスがあり、うつ病患者や自殺者、その一歩手前で苦しんでいる人々が年々増加しています。社会、組織、人間関係が複雑にからみあっているからとも言えますが、一般的な要因としても、日常の生活の些細なことや人生のターニングポイント(結婚、離婚、病気、死別)などでもストレス状況は惹き起こされます。つまり、ストレスのない生活はないと言っても過言ではありません。 こうしたストレスとうまく付き合う方法、手法がここで紹介するストレス・コーピングなのです。

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ストレス・コーピングとは

 様々なストレス要因を認知したら、それがストレス状況に発展していかないよう、解決し対処していこうする様式のことをストレス・コーピングと言います。ストレスは「感じるもの」ですから、感じ方をコントロールすることにより、その要因とうまく付き合っていく方法を考え出すことなのです。

ストレス・コーピングのタイプ

ストレス・コーピングはたとえば次のようなタイプに分類できます。
・積極行動型
 なにごとにも積極的に解決しようと行動し、ストレスに対処するタイプ
・積極認知型
 積極的に解決しようと考え方を修正したり、情報を集めてストレスに対処するタイプ
・気晴らし型
 ストレス要因に直接向かうのではなく、好きなことをやって気を紛らわせるタイプ
・回避型
 ストレス要因を回避するタイプ

どのタイプがいいというものではありません。その人の性格やストレス要因によって、対処の仕方は当然変わってくるでしょう。その時々の状況に応じて使い分けることも大切です。多少身勝手な行動や考えでも自分をストレスから守るためにはそれを優先することも必要です。

まとめ

 要するに「ストレス要因に対してうまいこと対処していきましょう」ということですが、そんな簡単に対処できるのか、それができるなら誰も苦労はしないよと思う人もいるでしょう。では実際に何をしたらいいのか。それは、ストレスを感じる要因が何かを自分自身でしっかり把握することです。何がストレスになっているのかを知り、それを解決するにはどんな方法(どのパターン)で対応すれば自分自身が楽になるかを考えることです。時には立ち向かい、時には逃げ、時にはすりかえ・・・いろんな対処様式を考えてみることがコーピングの第一歩となるのではないでしょうか。

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ストレス・コーピングについて