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コーチングで能力開発!

企業のポテンシャルは人材育成で決まります。コーチングは人材を育成し、コミュニケーションを活性化させるのに有効です。東京、神奈川、大阪、名古屋・・・大企業・中小企業では管理職やリーダーを中心に研修が盛んです。

コーチングとは?

コーチングは人材育成、人材開発のための技法であり、やる気を引き出して自発的な行動を促すことで目標達成をさせるようサポートをするコミュニケーションスキルです。
「コーチ」は馬車を表し、馬車は目的に人を運ぶというところから、コーチングという言葉が使われるようになったそうです。
コーチングはするものでもあり、受けるものでもあります。人の目標や目的を達成させるためのサポートをすることも、自分の目標や目的を達成するためにサポートしてもらうのもコーチングです。
コーチングは、相手に対して質問を投げかけて、自分自身に考えてもらうことにより自ら答えを得させていくのです。質問は単なる「きっかけ」でしかなく、相手に答えを与えるものではありません。「コーチする」のはスポーツ業界では古くから使われていますが、今やビジネスの場、日常生活の場にも広まってきているのです。

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ビジネス界ではもはや常識

ビジネスの世界は多様化し複雑化し、混沌とした時代を迎えています。こんな時代を切り開いていくのは企業の「人材」であり、それは最も重要な要素のひとつであると言えます。以前は、目的達成のために上司が部下に対して一方的に指示する命令型のコミュニケーションが通常でした。上司だけが考え、具体的に指示を出しているのでは、スピード・効率・成果の向上には限界があります。そこで目標や到達点を上司、部下で共有化し、相互コミュニケーションをとりながら各自が達成意欲を持って取り組むことより、これまでにないスピード・効率・成果が得られるのです。
つまりコーチングの考えを導入することでこの仕事のやり方はガラッと変わり、今までにないパフォーマンスが発揮できるようになるのです。そのため企業は挙ってコーチングを取り入れた研修をしています。

コーチングのすごいところ

コーチングの重要なポイントは、「答えを教える」、「やり方を教える」のではないというところです。
ゴルフ界最強のタイガー・ウッズはなぜ最強なのでしょうか?もちろん素質もあるし、運もあるでしょう。しかしそれ以上に「コーチ」の存在があったからなのです。「ブッチ・ハーモン」は世界で最も有名なゴルフのコーチと言われています。ブッチ・ハーモンはウッズにゴルフを教えることはしません。タイガーは天才ですから。ブッチはタイガーと一緒にホールを回り、彼と「会話」をするだけなのです。
タイガーがラウンド中にミスショットをしたとします。ブッチは何がミスの原因かをタイガーに尋ねます。タイガーは自分のショットを自分で振り返り、原因を答えます。その原因に対して、じゃあそれが具体的にどれくらいだと思うかをまた尋ね、タイガーはまたそれを自分で分析して答えます。こういう「会話」を繰り返しながら、タイガーはミスの原因を自分自身で考え、具体的にどうだったから次は何をどれくらいどうしようという答えを見つけてしまうというわけです。これがコーチングのすごいところなのです。

大切なのは一人で頭の中で思考をめぐらすのではなく、会話をし、口に出すことによって、それをより具体的なイメージとして認識し、効果を発揮するのです。

コーチングの種類

コーチングは大きく2つの種類に大別することができます。ビジネスコーチング(企業、組織向け)とパーソナルコーチング(個人向け)です。
ビジネスコーチングは企業において個人が本来持っている能力や可能性を最大限引き出すための人材開発の手段として用いられるコーチングです。多くは経営者や管理職が部下や後輩に対して行いますが、外部のプロのコーチが行う場合もあります。最近では会社の福利厚生的な位置づけで「コーチングを受ける権利」を条件としているようなケースもあるそうです。
一方パーソナルコーチングは、個人的なテーマ(身の回りの悩みや恋愛など)が主です。パーソナルコーチングの場合は、プロのコーチが実施する場合がほとんどで個人の目標を達成するために自発的な行動がなされるようサポートします。

4つのタイプ分け

コーチングにおいて、自分のタイプ、相手のタイプを知っておくのが大切です。コーチングのための開発された4つのタイプというのがあり、自己主張と感情流出の2つの軸に照らし合わせタイプ分けをするのです。

・コントローラータイプ(自己主張:強、感情流出:小)
行動的で物言いは単刀直入、自分が思った通りに物事を進めることを好む。過程よりも結果重視。ペースが速い。他人から指示されることが何よりも嫌い。

・プロモータータイプ(自己主張:強、感情流出:大)
オリジナルなアイデアを大切にし、人と活気あることをするのを好む。自発的でテンションが高い。楽しさこそが人生。新しいことを立ち上げるのは得意だが、あきっぽい。細かいことはあまり気に留めない。

・アナライザータイプ (自己主張:弱、感情流出:小)
行動の前に多くの情報を集め、分析し、計画を立てる。物事を客観的に捉えるのが得意。完全主義的なところがあり、ミスを嫌う。人との関わりは慎重で、感情はあまり出さない。

・サポーター・タイプ (自己主張:弱、感情流出:大)
人を援助することを好み、協力関係を大事にする。人の機微に敏感で気配りに長ける。ノーと言えない。自分の感情は抑えがち。人から認めてもらいたいという欲求が強い。

※4つのタイプ分けは、「コーチ21」独自のものです。なお、自分や相手の特性を知るための方法として「エニアグラム」を活用するケースもあります。

コーチの選び方

コーチになるためのトレーニングをどこの専門機関を積んできたかについて確認してみましょう。日本の代表的なトレーニング専門機関の「コーチ21」と「CTIジャパン」です。コーチは公的資格がないので、1つの目安としてどこの機関でトレーニングを積んできたのかを確認することをおすすめします。
また、コーチも人間なので、最終的には相性が合うか合わないかも選ぶポイントのひとつとなります。自分の考えを素直に表現し伝えることができるパートナーとなる存在になるわけですから慎重に選びましょう。

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